OracleDatabaseと接続:準備

ネットサービス名の設定

Oracle(のサービス)に接続する為には、接続に先立ち「ネットサービス名(NET SERVICE NAME、TNSサービス名と呼ばれる事もある)」を定義し、プログラムからは接続先としてネットサービス名を指定する方法が一般的です。

ネットサービス名の設定は、tnsnames.ora ファイルに記述します。

tnsnames.oraの格納場所:Windows で ODP.NET の代表例  
C:\oracle\product\11.2.0\client_1\Network\Admin

tnsnames.ora の記述例

ORCL =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS_LIST =
      (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = DBServer)(PORT = 1522))
    )
    (CONNECT_DATA =
      (SERVICE_NAME = orcl)
    )
  )

1行目:ネットサービス名
4行目:HOST   OracleをサービスしているPC
     PORT   1521がデフォルトだが、変更している場合はそれにあわせ変える
7行目:Oracleのサービス名

Oracle Net Manager で設定

上記のようにファイルを直接変更してもいいですが、OracleNetManagerを利用するとGUIから設定出来ます。Oracle Net Manager

注意
 最近のODP.NETは、OracleNetManagerがメニューに出てきません。
  (あるかも知れませんが探してません...)
 その場合、ファイルを直接操作するなり、既存のtsnnames.oraをコピーするなりして下さい。

履歴

2011/07/16
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