セルのデータを取得する・セルにデータを設定する
セルの値の取得、設定は詳細がヘルプやマニュアルに書かれていますので参照してもらう事として、ここではサンプルを用いて簡単に説明しようと思います。
セル指定の方法
4つの方法で参照、設定するセルを指定出来ます。
1 | A1 参照形式によるセルの指定 | Cellクラスで、A1,B1のようにA1参照形式でセル指定を行う。 (例) XlsCreator1.Cell("A1").Str = "A1セルに文字列設定" |
2 | 座標形式によるセルの指定 | Posクラスで、A1セルを(0,0) =(x,y)として座標でセル指定を行う (例) XlsCreator1.Pos(0,0).Str = "A1セルに文字列を設定" |
3 | セル名によるセルの指定 | Excelファイルにあらかじめ「名前」を設定しておき、Cellクラスでセル指定を行う。 (例) XlsCreator1.Cell(”範囲A1toA2").Str = "A1、A2セルに文字列を設定" |
4 | 変数名によるセルの指定(2012.01.05訂正) | Excelファイルにあらかじめ記述した「変数文字」をCellクラスで指定する。 (例) XlsCreator1.Cell(”**Title").Str = "タイトル" |
1.「A1参照形式」は固定的なフォーマットの時よく利用します。
2.「座標形式によるセル指定」は請求書などの行数可変の帳票で重宝しています。
3.「セル名によるセル指定」は、Excelファイルをパッと見たとき、名前の範囲や存在もわからないので自分はほとんど使いません。
4.「変数名によるセルの指定」は、ひな形ファイルから作成する場合(オーバレイ)に重宝します。ExcelCreatorは、先頭に半角の * (アスタリスク) が 2 つ付いた文字列を変数文字として認識します。(アスタリスクの部分はKeywordプロパティで変更出来ます)
例えば、ひな形となるファイルのタイトルとなるセルに **TITLE と入力しておきます。で、ユーザがタイトルの位置を変えたいなと言った時には、「タイトルを印字したい位置に**TITLEと書いて保存しておいて」と言えば済みます。もちろんこちらでやって作業料を頂いてもいいでしょう (^^)/
サンプル
履歴
- 2012/01/05
- リンク先修正
- 2011/09/24
- 公開